あなたの部屋をもっとカワイク!インテリアコーディネートのお手伝い
どんな色とも相性バッチリ、白
誰にでもオススメできて、どんな色とも相性のよい色、それが白です。
白は太陽の光と似た働きをするため、体を動かしたくなり、ホルモンの分泌を促すため若返り効果があるともいわれています。純白のウェディング・ドレスに象徴されるとおり、気持ちを新たに何かを始めたい時にぴったりのカラーですね。
ただし、壁に用いる場合、真っ白の壁は光を反射しすぎて、肌の色を暗く見せてしまいます。その状態が長く続けば、気持ちを憂うつにさせ、健康にも支障をきたす心配も。また、まぶしい感じがするので、当然目も疲れます。障子、襖(ふすま)などを除き、壁などの大面積の部分に白を用いる場合は、少しだけ黄みや橙(だいだい)み、ベージュを感じさせるオフホワイトを選びましょう。
暖かみのあるクリーム系の白は好まれますが、冷たさのある白は、緊張感を生むので、ゆったりしたいプライベートルームには向きません。
また、白は狭い空間を広く感じさせる効果があるので、バスルームやトイレ、ワンルーム・マンションの天井などに効果的です。
1人になりたいあなたには、黒
黒は、ソファー、AV機器、クッション、カーテンの一部などの小面積に抑えると失敗しません。壁や天井、床など大きな面積に黒を使ったり、狭い部屋に黒い大型家具を入れたりすると、部屋がより狭く感じられてしまうのです。
黒が多すぎる部屋では、気分が落ちこみ、不安感や圧迫感、閉塞感をもたらします。また、肉体的にも不活発になり、肌が黒ずみ、老化の原因になることさえあるのです。
とはいえ、重厚感と高級感があり、生活臭を感じさせないので、ファッション感覚でインテリアを楽しむにはぴったりです。1人になれるスペースが欲しい人や、趣味の世界に没頭したい人にも最適。
黒の家具と明るい色の壁の組み合わせなどは、コントラストが強すぎて目が疲れてしまうこともあり、注意が必要です。
オーディオ関連機器には黒いデザインのものが多くあるので、趣味のオーディオルームを作るなら欠かせない色ですね。黒をどれくらいの分量にするかで、お部屋の印象はがらりと変わりますから、どんなお部屋にしたいのかをイメージして演出していきましょう。
黄色で集中力アップ!
黄色は神経を刺激し、集中力を高めるはたらきがあるので、勉強や仕事の能率アップに役立ちます。また、脳内快楽物質「メラトニン」の分泌を促進するため、陽気で社交的な気分にさせ、幸福感を与えてくれる色でもあります。「幸福の黄色いハンカチ」という映画がありますが、まさに黄色は幸福の色なんですね。
ただし、黄色を多用しすぎると、神経を混乱させることがあり、神経質な方や、不眠症、不安感やイライラ感が強いときはオススメできません。ゆっくり休みたい寝室には不向きな色といえるでしょう。
また、集中力を高めるといっても、長時間の頭脳労働に鮮やかな黄色は適しません。刺激が強すぎ、思考がまとまらなくなったり、考えすぎて疲れてしまうことがあるからです。
玄関やリビングに黄色を用いると、明るく社交的な雰囲気を演出できるため、人が集まりやすく楽しい空間にすることができます。この場合、壁紙は薄いクリーム系の黄色にするとまとまりやすいでしょう。
濃い黄色も、クッション、小物などにアクセントカラーとして用いれば、ぱっと目を引き、お部屋のスパイスになります。
大地と木々の安心感、茶色
大地や木の幹の色であり、日本ではなじみが深く、古来から多く用いられてきました。気持ちを落ち着かせて安心感、安定感を与える色であり、堅実さや忍耐力、責任感を刺激するはたらきがあるといわれています。
ダークブラウンの家具は、高級でクラシックなものや、カントリー調のものなど、いずれも人気が高いのですが、狭い部屋に用いると、部屋をより狭く見せてしまいます。
さらに、床の色よりも家具の色が暗い場合には、安定感がなくなり、部屋がすっきりしない印象になりますので、注意が必要です。
インテリアに上手に活かすポイントは、天井、壁、床の順に、段々と暗い色を用いることと、家具を床よりも暗い色にはしないことです。
茶色自体は控えめな色なので他の色とも組合せやすく、明るいオレンジやイエロー、ブルーなどと合わせて、適度な明るさと変化を楽しみましょう。また、メインカラーにベージュ、サブカラーに茶色、アクセントカラーに黒を使えば、同系色のグラデーションを作り出せるので、シックなお部屋を作りたい方にオススメです。
人と人の調和に緑
緑は、交感神経を落ち着かせるはたらきを持ち、リラックスや心身のバランス回復に効果があります。呼吸がゆったりとし、血圧が下がり、筋肉が弛緩するので、心身が疲れている時などは、とても効果のある色です。高血圧の人や、ストレスが多い人には最適の色といえるでしょう。病院の待合室などに緑色を使うことが多いのはこのためです。
ただし、逆にいうと、緑色を多用しすぎた場合、眠気や疲労感、倦怠感を引き起こすことがあります。動きが鈍く時間が守れない人や、何か迷っていて決断できない人、運動不足に陥っている人は、その状態をさらに悪化させてしまうことがあり、要注意です。
また、青みがかった緑はさわやかですが、人工的なイメージがあり、冷たい部屋の印象を与えます。自然な感じを演出したいなら、青みのある緑は避けたほうが無難です。
色の組み合わせ方の一例として、メインカラーをベージュ、サブカラーに緑を用い、アクセントカラーにオレンジを組み合わせると、若々しく個性的なお部屋を演出できるので、試してみてはいかがでしょうか。
元気はつらつオレンジ
元気の出る色といえば代表格はオレンジ。しぼりたてのオレンジジュースの色は、寝不足の朝にも元気を与えてくれますよね。赤の積極性と黄色の明るさの両方を持つので、気分的な落ちこみやうつ状態、ショック状態、無気力を緩和してくれます。でも、暖かさを最も感じさせる色でもあるため、夏場に多用すると暑苦しさを感じさせますから、季節も配慮しましょう。
食欲を増進させ、心身を活性化させる色なので、ダイニングキッチンにオススメです。テーブルクロスなどに小面積で用いるときは、鮮やかな色でも構いませんが、壁などに用いる場合は、色調が淡くオフホワイトに近い色を選びます。ホワイトと組み合わせればカジュアルな印象になります。ブラウンとも好相性で、こちらはもっと落ち着いた印象になります。
ダイエット中の方の場合は、キッチンやダイニングにオレンジを用いると食欲が刺激されてダイエットには逆効果ですので注意しましょう。
また、親しみやすくカジュアルなイメージが強い反面、使い方次第では安っぽい印象を与えてしまうので、用いる場所や素材を選ぶことが必要です。小さいお子さんは、オレンジや赤、黄色などのはっきりとした色に敏感に反応します。感性豊かに育つよう、白など明るい色をベースにたくさんの色をアクセントとして取り入れてあげましょう。(大きくなったら、落ち着いて勉強できるよう淡いブルーやベージュ系に統一してあげましょう)
青は使い方次第で
深みのある青系の色は、精神を安定させる効果があるので、書斎や勉強部屋、そして1日の疲れを癒すベッドルームに最適です。全体をソフトな色調でまとめると、心がゆったりと安らぎリラックスすることができます。ベッドカバーやカーテンなど比較的大きなものに使うと癒しの空間作りに最適ですね。冷たい印象になりすぎないよう、青紫よりのブルーを用いたり、部屋をブルー系だけでまとめず、反対色であるベージュやクリームなどと組み合わせることがポイントです。
同じ青系でも、鮮やかな青を使うとかえって意識が冴えてしまったり、また寒色系を使いすぎると寒々としてしまったりするのでお部屋の目的や季節に合わせて使い分けましょう。夏なら青系にプラスチックや金属などの素材を組み合わせることで涼しさを演出することができます。
基本的にさわやかなイメージのカラーなので、洗面所やバスルームなどの水廻りに使うと清潔感を演出できます。白をメインにして青系をアクセントに使うと清涼感あふれる印象を与えます。ただし、青色は実際よりも温度を低く感じさせる色なので、冬場には寒い印象を与えますから避けたほうがよいでしょう。
食欲を抑える色でもあるので、食事をする場に用いれば、ダイエットにも効果的です。
落ち着いたベージュ系をリビングに
リビングは、家族が集いくつろぐスペースです。
また、お客様をおもてなしするスペースにもなりますね。
そういった、パブリックゾーンには誰でもリラックスできる落ち着いたカラーがオススメです。
明るいベージュやオフホワイトなどナチュラルなカラーを基本に、コントラストを抑えた柔らかい色調でまとめ、観葉植物やソファのクッションなどでアクセントをつけます。絵画やインテリア小物でさりげなく自分らしさを演出したいですね。
観葉植物の使い方は、お気に入りのカフェなどを参考にしてみましょう。床に置くだけでなく、天井から吊るしたり、ファブリックとうまく組み合わせて壁に飾るなど、いろんな方法がありますよ。
ナチュラルなお部屋作りを目指すなら、木目を活かしたウッディーなインテリアは欠かせません。小物や家具などの素材感を統一することは、お部屋の印象を決める大事な要素です。
ベージュ系やオフホワイトなどは広い面積に使っても圧迫感を与えないので、壁や天井、床などにメインカラーとして使われることが多いですが、それだけでは単調になってしまうので、サブカラー、アクセントカラーに好みの色を取り入れて変化をつけましょう。

お子さんからお年寄りまで、また男性にも女性にも、誰にでも受け入れられる自然派カラーは、強く存在を主張することはありませんが、決して欠かすことのできない基本のカラーなのです。
アクセントカラーといえば“赤”
白を基調としたキッチンに赤いクロスやお鍋などの組み合わせは、もう定番と言ってもよいくらい人気ですね。赤やオレンジ、黄色などは食欲を増進するはたらきもあるので、キッチンにはぴったりなのです。
キッチン以外でも、お部屋のアクセントとしてとても映えるので、上手に取り入れたいものですね。
照明には白熱灯を使うと、赤系統の色が際立ちます。白熱灯の暖かみのあるオレンジ系の灯りは、色を忠実に再現して、光と影の陰影を浮かび上がらせるのです。
鍋などは、棚に収納してしまうだけでなく、インテリアとして飾るつもりで「見せる収納」をしても素敵です。キッチン、ダイニングならではの楽しみ方ですね。食事のテーブルに、料理を鍋のまま出しても、こんな赤いお鍋ならオシャレですよね。洋風にブイヤベースとワインなんて、いかがですか?
この写真の「DeLonghi コンベクションオーブン 95FL」は、本体は白、扉部分が黒で、操作用のつまみ部分だけが赤です。このように、全体が赤くなくても、一部分にピリッと効かせる使い方も、アクセントカラーとして効果的です。
お気に入りカラーは元気の素!
クローゼットをのぞいて見て下さい。
なんとなく、洋服の色合いやトーンが統一されていませんか?
衣類を買うときは、お気に入りのデザイン、色合いを選ぶもの。
手持ちの洋服と着合わせた時のバランスも考えますよね。
インテリアも同じです。
お部屋を飾る小物類や家具、家電、そしてカーテン等のファブリックにいたるまで、
全体のバランスを考えて選ぶことは大事です。
でも、難しく考える必要はありません。
クローゼットの中身が、自然にバランスよく組み合わされているように、
インテリアもお気に入りの色やテイストのものを取り入れているうちに、
お部屋全体の雰囲気が出来上がっていくものです。
ただ、やみくもに好きな色をあれこれ取り入れていったら、統一感のないごちゃごちゃしたお部屋になってしまったという失敗談もよく耳にします。
そこで、基本の基本を押さえておけば、お部屋作りが失敗も少なく、より楽しいものになるので、少しお話ししましょう。
色は無彩色(白・グレイ・黒)と有彩色に分けられます。
有彩色には「色相・明度・彩度」という三つの属性があります。
色相 ・・ 赤や青といった色の違い
明度 ・・ 明暗の違い
彩度 ・・ 色みの強さの違い
(ビビッドな色は高彩度、グレイがかった色は低彩度)
同じ色相で統一するとまとまりが生まれます。(赤系、青系など)
様々な色を用いても、明度や彩度を揃えておけば全体的なイメージは統一できます。(パステル調、ダークトーンなど)
面積の広いものには低彩度の色、アクセントに高彩度の色を使うと、変化をつけることができます。
また、色には様々なはたらきがあります。
【色の寒暖】
赤・橙・黄など・・・暖かみを感じる暖色
青緑・青・青紫など・・・冷たさを感じる寒色
冬は暖色を使ってお部屋を暖かいイメージに、夏は反対に寒色を使って
涼しいイメージにすることができます。
【興奮と沈静】
精神をたかぶらせ興奮させる色と、気持ちを落ち着かせ安定させる色があります。
寝室や書斎などリラックスしたり落ち着きたい部屋には沈静色を用いるなど
色を効果的に使いましょう。
【進出と後退】
近くにあるように見える色と遠くにあるように見える色があります。
【膨張と収縮】
同じ大きさのものが色によって大きく見えたり小さく見えたりします。
お部屋作りには、メインカラー(全体の70%)、サブカラー(25%)、アクセントカラー(5%)を決めておくと全体のバランスがうまくまとまります。
メインカラーは、天井や床、壁など広い面積を占める部分で、あまり個性的な色は使わず白、ベージュ、グレーなどが一般的です。
サブカラーは、ソファやチェストなどの家具、カーテン、ラグなどのカラーがこれにあたります。あまり強い色では疲れてしまいますが、あまりに穏やか過ぎても単調になってしまいます。
そして、スパイスとして部屋全体を引き締めるのがアクセントカラーです。クッションやインテリア小物など面積の小さいものに印象的なカラーを用いることで、手軽にお部屋のイメージを変える事もできます。
あなたの部屋をもっとカワイク!インテリアコーディネートのお手伝い
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